質問6.「私はブサイクで、女として終わっています。生きるのが辛いです」
相談者 20代/女性/東京/会社員
質問「私はブサイクで、女として終わっています。自信が無く、人と話すことが苦しいです。こんなに生きるのが辛いのに、頑張る意味はあるのでしょうか？」
彼女の心はかなり疲弊しているようでした。仕事の時間以外はネガティブなことしか考えられず、自殺を考えたこともあったそうです。本当に辛いとお話をしていました。ただ、彼女に１つ夢がありました。彼氏をつくることです。
回答「辛かったのですね。でも、僕の手には負えません。もし、あなたがガッキーの顔で生まれても同じ状態だと思うので」
詳しい話を伺うと必ず、自分の性格は全てブサイクが原因という話に落ち着きます。相談者と数週間連絡を取り合い、信頼関係ができたと感じたので、素直に思ったことを言ってみました。「もし、あなたが自身の顔をブサイクだと感じなくなっても、他の言い訳を作り出して、いかにもまっとうな理由として、人と話すことを避けると思います。彼氏をつくる勇気を出さないままだと思います。あなたの顔を気にしているのはあなただけです。」
めちゃくちゃキツい表現になってますが、実際は100倍くらいマイルドな表現なのでご安心を。(笑)
彼女に気付いてほしかったのは、人と話すことを避けることが彼女にとっての楽な道(具体的には、人間関係に踏み込まなくていいので傷つくことがない、もしかすると本当にブサイクと思われていて傷つくこともない)であるということでした。本人は無意識ですが、そのために自分の容姿を言い訳にしている節が会話の中で多々ありました。
「彼氏が欲しいなら、人と話すのが得意になるには多少のコスト(リスク)は支払わなければなりません。傷つくことを過剰に恐れないよう 、改めて考えましょう。」
勇気を出すということについて、その人のペースに合わせてお話しました。
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質問5.「私は何をやってもダメです。才能がありません。出来る人になるには？」
相談者 20代/女性/関東在住
質問「私は昔から何をやってもダメです。才能がありません。出来る人間になりたいですが、希望はないでしょうか？」
相談者は社会人2年目で仕事にも余裕が出てきたようです。そこで、毎朝日記を書いたり、夜にランニングをしたり習慣づけを試みようとしたのですが、三日坊主に。自分で決めたことも出来ず、自信を無くしたとお話を聞きました。思い返せば、昔から何をやっても続かず、成果も出たことがないので、自分はダメな人間だと感じていたようです。
回答「今日動けば、三日坊主ではなくなりますよ。昨日がどんな日だったかは関係ありません。」
昔から"出来ない自分"の記憶が根強く残っていて、自分には才能がないと思っている人は多くいます。親の教育が悪い、自分の性格がダメだ、と何かしらの理由を付けてしまいがちですが、そういった見かけ上の理由は自分を守るためです。自分には才能がないからダメだと思えば、どんなことに失敗しても言い訳できるし、行動も起こさなくてよくなります。過去(昨日までの自分の性格)に規定されて、今の自分がいるわけではありません。今日だけ三日坊主で止まっていたことを再開すれば、あなたは行動できた人間になります。そういって毎日を過ごすといいと思います。
今日は昨日の延長ではありませんし、明日は今日の延長でもありません。１日は、１日で終りです。今日できることを懸命に挑戦しましょう！！
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質問4.「学校でいじめられています。学校に行きたくないです。」
相談者 10代/女性/都内在住
質問「学校でいじめられています。学校に行きたくないです、どうすればいいですか」
中学生のいじめ問題は報告されているだけで年間５万件を超えているそうです。相談者は同性からのいじめを受けており、現在はなんとか学校に通っているが、もうこれ以上頑張るのは嫌だと話してくれました。
回答「逃げてもいいのではないでしょうか。コミュニケーションは技術です。社会的に人生が詰んでしまうことはありません。」
いじめ問題に対する意見は世の中に多くあります。「いじめられる側に問題がある」とか「いじめた人は制裁を受けるべき」とか。そんな言葉、当事者に共感を向ければ出て来るはずがありません。この場合、僕の回答は「逃げてもいいよ」です。彼女と話していると、根本から学校が嫌いなわけではありません。「学校に行きたくない」のではなく、「いじめられるのが苦痛」だから結果として、「学校に行きたくない」だけなのです。これであれば他の学校へ行く選択肢もありますし、中学時代は籍だけ置いてホームスクール状態でもかまわないと思います。「逃げる」選択肢をとったときに、大人が心配するのは次のことです。
「学校に行かないまま、大人になって、社会でやっていけるのか？」
そんなこと分かりません。学校にしっかり通って、先生の前で良い子を演じていた僕でさえ、社会でうまくやっていけていませんので。
さらに、大人が具体的に心配しているのはコミュニケーション能力です。
コミュニケーション能力は技術です。学校にいると多くの友人と会話するので技術が磨かれていきます。しかし、技術である以上練習すればコミュニケーション能力は上がります。現代は、ネットでも簡単にコミュニケーションがとれますし、コミュニケーション能力そのものを学ぶことさえできます。
今回の相談者に対してはコミュニケーションの部分まで心配する必要はありませんでしたが、不登校で全ての可能性が潰れてしまうとは考えにくいです。
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質問3.「夜中までLINEが止められず、勉強に集中できません。」
相談者 10代/女性/受験生
質問「夜中まで友達とLINEをしてしまい、勉強に集中できません。どうすればいいでしょうか？」
相談者は受験生ですが、友人とのLINEが止まらず勉強が捗らないようです。LINEをやっていては勉強が進まないのは分かっているのですが、「返事しないと友達から嫌われてしまうかも？」と感じ、つい返事を返してしまうと伺いました。
回答「勉強出来なかった言い訳になるので、LINEはとても便利です。友達から嫌われるということもLINEを返して良い理由になります。友人を信じて無視してみては？」
LINEやメールで時間を取られてしまうことは学生時代よくあることなのかもしれません。特に、女性の友達付き合いは複雑でLINEが友人関係の形成に大きく影響される時代になっている可能性さえあります。しかし、返信を少し遅らせるだけで友人関係が壊れてしまうことなどありません。もし、それだけで関係が壊れてしまったら友人ではありません。もう少し、友達のことを信じてみてはいかがでしょうか？
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質問2.「友情と恋愛はどう違うのでしょうか？」
相談者 10代(中学生)/男性/都内在住
質問「同じクラスの仲の良い女子に告白したところ、『友達としか見られない』とフラれました。友情と恋愛はどう違うのでしょうか？」
思春期真っ只中の彼にとって、「友達としか見られない」という回答は謎であり、納得できなかったそうです。心がモヤモヤして毎日がつまらないと言っていたので、お互いの認識を話し合いました。
回答「次に会いたいと思えば、それは恋愛だと思います。」
学校には友達がいます。友達とバカなことをやって楽しんでいると思いますが、帰り際に「また遊びたい！また会いたい」と強く思うことはあまり無いように感じます。翌日も学校へ行けば友達と会えますし、そのときに遊べば良いだけなので。一方、好きな相手だと「明日も会いたいな、話したいな」と感じることが多くなります。長く会えないと不安になります。違う男子と話していると嫉妬してしまうことがあるかもしれません。ただ、不安や嫉妬を感じるということはあまり良いことではありません。その人を愛しているというよりは、「モノ」として捉えているからです。その人の人格を尊重する方が健全であるという意味では、友情は恋愛の基礎的な感情なのかもしれません。今回の相談者は嫉妬や不安な感情は無いようなので、本当に相手のことを好きでいたのかもしれませんが、
今後、もし嫉妬を感じることがあったら
本当にその人のことを愛しているか、自分の気持ちを振り返ってみましょう。
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質問1.「自分のことが嫌いなんですが、どうすればいいですか？」
相談者 20代/女性/東北在住
質問「自分のことが嫌いなんですが、どうすればいいですか？」
相談者の方は社会人1年目で忙しい日々を送っているそうです。その中で、小さな不安が積み重なり気持ちが落ち込んでいる状態でした。責任感が強まり過ぎて心にも重圧がかかっていたとお話を聞きました。
返答「自分のことを好きになろうとは思わなくていいですよ。変わりましょう。」
気持ちは良く分かります。僕も自分のことが大嫌いでした。今でも「自分が好き」とは思いませんが、少なくとも自分であることを否定はしなくなりました。
マイナス思考の方がプラス思考を目指して努力することがあります。ただ、無理してしまい、かえって気持ちが落ち込むことが多々あるようです。
これは「好きじゃない女の子を好きになろう」と努力するようなものです。
そんなことできません。
「じゃあ、自分のこと嫌いのままでいいの？」
そうではありません。自分は変えることができます。今の自分を好きになる努力をするのではなく、「自分を好きと思える・認められる」ように変わる必要があります。
自分のどんなところが嫌いで、どうなれば好きになれるのか、考えて紙に書き出してみましょう。そうすれば、好きな自分に変わるために何が必要か見えてくるはずです。
まずは、そこから始めましょう＼(^o^)／
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